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1979年に登場した直流近郊型車両である。
117系の最大の特徴は、片側2扉でオール転換クロスシートを備えている点にある。
京阪間においては、阪急京都線・京阪本線で同等の設備を持つ車両が特急として運行されており、
当時の国鉄においても競争力・サービスを向上させる必要があったため、この形式が製造された。
☆ JR西日本エリア
登場時は京阪神間の新快速で運用されていたが、JR化後は221系に取って代わられている。
現在はきのくに線・和歌山線・湖西線・岡山地区・下関地区で走っている。
一時期は福知山線でも運用され、白の車体色に帯は緑に変更されていたが、現在は撤退している。
☆ JR東海エリア
東海道線の米原~大垣間の普通や名古屋周辺のラッシュ時に運用されている。
車体色は白、帯はオレンジに変更されている。
なお、数年以内に全廃されることが発表されており、一編成が原色に塗り戻されている。
車内は転換クロスシートが基本となっている。
なお、ラッシュ時の混雑対策として、扉付近がロングシートに改造された編成もある。
JR西日本:湖西線・草津線・山陽本線
JR東海:東海道線