23000系は、テーマパーク『志摩スペイン村』が開業するのに合わせて、1993年(平成5年)に製造された。
翌1994年3月より営業運転を開始している。
21000系『アーバンライナー』をベースにし、リゾート感あふれるデザイン・車内になっている。
近鉄特急伝統のオレンジ色ではなく、太陽をイメージしたサンシャインイエローとクリスタルホワイトという独特の配色となった。
6両編成のうち、大阪側より、『デラックスカー』+『サロンカー』+『レギュラーカー』×4両の構成である。
『サロンカー』は、グループ旅行客に対応した開放型個室となっており、大きな窓が特徴。2人・4人のグループで利用できる。
最高速度は130km/h。
編成は6両編成×6本が存在し、合計36両。電動車4両と付随車が2両の構成となっている。。
おもに、大阪難波・大阪上本町・京都・名古屋~賢島間の甲特急・乙特急で運用されている。
時刻表では【IL】か太陽のマークが目印である。