関西圏の鉄道を取り上げています。各鉄道のトピックス・車両写真のほかに、JR大和路線や奈良線・大阪環状線の運用情報も掲載しています。
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JR西日本 221系近郊型電車リニューアル
JR西日本の221系は、1989年(平成元年)に登場しました。
最高速度120km/hの性能を持ち、3扉・オール転換クロスシートの豪華仕様で、大きなインパクトを与えました。
大和路線（関西本線）・奈良線・JR京都線・琵琶湖線・神戸線を中心に、全474両が活躍を続けています。
登場から20年が経過し、サービスと安全性の向上を目的に、リニューアル工事が施されました。
前照灯のHID化、行先表示機の設置、トイレ設備のグレードアップ、吊革の増設などが主な内容となっています。
以下でご案内いたします。
＊なお、写真はクリックすると大きなサイズでご覧になれます。
リニューアル工事の内容
外観 （正面）
| オリジナル | →→→ | リニューアル後 |
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| おなじみの表情です。 | →→→ | 前照灯が2灯化されたり、スカートに大きな箱ができたりと表情が少し変化しています。 |
| オリジナル | →→→ | リニューアル後 |
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| 左側から、運用番号、種別幕、JRマークの順に並んでいます。 | →→→ | リニューアル後は、運用番号表示は埋められました。代わって、JRマークの代わりにLEDによる行き先表示機が設置されました。 |
| オリジナル | →→→ | リニューアル後 |
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| 前照灯１、尾灯１の配列です。 | →→→ | リニューアル後は、前照灯がHID交換されて２灯に、尾灯がやや小さくなりました。近鉄のVVVFインバータ車みたいですね。 |
車内の様子（座席）
| オリジナル | →→→ | リニューアル後 |
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| 扉間にずらりと5列の転換クロスシートが並んでいます。なお、扉に面する列は固定となったので、そこだけボックス風です。 | →→→ | 転換クロスシートはそのままですが、1列が削られて補助椅子が設置されました。また、吊革・手すりが黄色くなって目立っています。 |
| リニューアル後の座席 | ||
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| 中央扉から運転台方向。こちらは５列のまま据え置かれています。 | 中央扉からトイレ方向。手前奥の1列ずつが撤去されており、４列の座席となりました。 4列座席は223系・225系と同じですが、補助椅子も設けられています。 | 座席。手すりの黄色が目立ちます。また、窓側にあった肘掛けは撤去されています。 |
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| カーテンをひっかける部分。今までは1か所（下）しかありませんでしたが、新たにもう1か所（上）増えました。 | このように、カーテンは3段階で調節できるようになっています。 | 新たに登場した補助椅子。残念ながら223系2000番代以降と同じく、背もたれはありません。 |
車内の様子（扉まわり・トイレなど）
| リニューアル後の扉・トイレなど | ||
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| 連結部分よりの扉周辺。左側はトイレです。トイレ前および、戸袋窓部分の座席は撤去されたので広々としています。ラッシュ時はよい立ち席スペースとなるのではないでしょうか。トイレ前は車いすスペースになっています。 | ||
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| また、扉のわきにあった手すりが、黄色いものに取り替えられ扉に手を引きこまれないように、黄色いシールも貼られています。 | ドアの半自動スィッチも新しいものに交換されています。閉める場合は赤いボタンを、開ける場合は緑色のボタンを押します。 | 各扉の上には、大型のLED式案内表示機が設置されています。リニューアル前に比べて大型化され、扉の上に配置されたので見やすくなったのではないでしょうか。（3か所の向かい合う扉のうち片方に設置。） |
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お手洗いです。編成中1か所に設置されています。 バリアフリーに対応した、使いやすくてきれいなトイレですね。 |
