1.大阪地区
奈良線
特急列車(阪奈)
- 平日30本→ダイヤ改正後24本
- 土休日32本→ダイヤ改正後17本、臨時特急8本
一般列車(大阪難波発22時以降)
【平日】
- 22時台の区間準急1本取りやめ
- 23時台の急行1本を準急に格下げ
【土・休日】
- 22時台の急行1本を取りやめ
- 23時台の快速急行1本、急行1本を準急2本に格下げ
大阪線
特急列車
名阪特急(ひのとり・アーバンライナー)
- 平日64本→ダイヤ改正後64本 (変更なし)
- 土休日72本→ダイヤ改正後72本 (変更なし)
阪伊特急(伊勢志摩ライナー・ビスタカーなど)
【平日】
- 定期69本+臨時1本 、合計70本→ダイヤ改正後52本臨時12本、合計64本 定期列車が17本減少
【土休日】
- 定期69本+臨時0本 、合計69本→ダイヤ改正後56本臨時10本、合計66本 定期列車が10本減少
- 大阪上本町9:50発宇治山田行き乙特急を、大阪難波発鳥羽行きに運転区間を延長し、停車駅を見直します。
ダイヤ改正後の停車駅・・大阪難波9:45→大阪上本町9:48→鶴橋9:51→大和八木10:20→伊勢市11:26→宇治山田11:28→鳥羽11:42*特急しまかぜと同じ停車駅で、布施・名張・榊原温泉口・伊勢中川・松阪を通過し、約8分短縮しています。阪伊甲特急が1時間の間に2本も運転されるのは久々ではないでしょうか。途中駅の利用が少ないので、速達化を狙ったのでしょう。
一般列車
【平日】
- 22時台・・急行1本と区間準急1本を取りやめ、区間準急1本を準急に格上げ
- 23時台の区間準急1本、0時台の普通 1 本を取りやめ
【土・休日】
- 22時台の急行1本を取りやめ
- 23時台の快速急行1本、急行1本を準急2本に格下げ
ダイヤ改正後の最終列車(下り、大阪上本町発)
- 恩智駅~五位堂駅の最終は、大阪上本町駅23;50発五位堂行き区間準急
- 高安への最終は、大阪上本町駅0;08発の普通高安行き
ダイヤ改正後の最終列車(上り、高安発)
最終の大阪上本町行きは、23時40分発の普通です。ダイヤ改正前の0;01発は取りやめです。。
京都線・橿原線・天理線
特急列車(京奈・京橿・京伊)
京奈系統
【平日】
- 定期57本+臨時1本 、合計58本→ダイヤ改正後41本+臨時12本、合計53本 定期列車が16本減少、臨時列車が11本増加
【土休日】
- 定期61本+臨時0本 、合計61本→ダイヤ改正後58本臨時0本、合計58本 定期列車が3本減少
京奈系統は、平日の本数が16本も削られました。逆に土休日は3本の減少にとどまっており、観光客の利用が多い系統であることを裏付けます。
京橿系統
【平日】
- 定期55本+臨時0本 、合計55本→ダイヤ改正後55本+臨時0本、合計55本 変更なし
【土休日】
- 定期56本+臨時0本 、合計56本→ダイヤ改正後55本臨時0本、合計55本 定期列車が1本減少
京橿系統は、平日の本数に変更はなく、土休日も1本のみ減少です。大和八木で名阪・阪伊特急と、橿原神宮前で吉野特急と連絡する関係で、奈良県内の移動に大変重要な系統であることから、ほぼ現状維持となったのでしょう。
京伊系統
【平日】
- 定期11本+臨時0本 、合計11本→ダイヤ改正後10本+臨時0本、合計10本 定期列車が1本減少
【土休日】
- 定期12本+臨時0本 、合計12本→ダイヤ改正後11本臨時0本、合計11本 定期列車が1本減少
京伊系統も平日・土休日とも定期1本の減少にとどまりました。
一般列車
大和西大寺・天理間を直通運転する普通列車(一部列車を除く)が、天理線内折り返しに縮小されます。これに伴い、大和西大寺~平端間の普通列車は、昼間毎時4本から3本に、夕・夜間はおおむね毎時5本から4本の運転となります。対象となる時刻は以下の通りです。【平日】大和西大寺発11時台から20時台と天理発12時台から20時台【土・休日】大和西大寺発10時台から21時台と天理発9時台から21時台朝夕のラッシュ時にも普通の減便がありますね。また、平端駅での階段乗り換えが増えることになり、不便になりそうです。
一般列車 ダイヤ改正後の最終列車
【平日・土休日とも】
- 22時台・23時台の急行各1本を新田辺行き急行に変更し、新田辺からは普通列車に化けます。
- 23時台の普通を1本を0時台にスライドさせ、0時台の普通1本の運転を取りやめ
ダイヤ改正後の最終列車(下り、京都発)
- 京都駅~新田辺駅間の最終は、京都駅0;00発新田辺行き普通 (ダイヤ改正前の0:16発は運転取りやめ)
ダイヤ改正後の最終列車(上り、新田辺発)
最終の京都行きは、23時23分発の普通です。ダイヤ改正前の23;38発は取りやめです。。
南大阪線・吉野線
特急列車(吉野)
【平日】
- 定期54本+臨時11本 、合計65本→ダイヤ改正後46本+臨時14本、合計60本 定期列車が8本減少、臨時列車が3本増加
【土休日】
- 定期66本+臨時0本 、合計66本→ダイヤ改正後43本+臨時11本、合計54本 定期列車が23本減少、臨時列車が11本増加
吉野特急は土休日の定期列車の減少が最も多い系統になりました。恐らく昼間(10時~15時?)は1時間に1本のみになるのでしょう。
一般列車(古市~橿原神宮前間)
【全日?】
- 昼間時間帯の急行を区間急行に格下げ
- 古市発10時台~15時台と橿原神宮前発10時台~14時台の古市~橿原神宮前間で運転するワンマン普通列車毎時2本を取りやめ
まさか昼間の急行が区間急行に格下げになるとは思いませんでした。恐らく、古市駅~橿原神宮前駅間のワンマン普通の昼間運転取りやめの影響かな?と思います。区間急行になると、新たに坊城駅・浮孔駅・橿原神宮西口駅に新規停車となるので、どうやって調整するのか気になるところです。区間急行に格下げになる時間に吉野特急の減便がありそうな気配なので、吉野線内での特急との行き違い時間を切り詰める可能性があります。理由として、古市駅での河内長野準急との接続、橿原神宮前駅での橿原線との接続、吉野口駅でのJR和歌山線との接続を考慮しないといけないためです。実際に時刻表が発売されたら要チェックです。また、ワンマン普通の減便と引き換えに急行が区間急行に格下げされた理由として、浮孔駅~橿原神宮西口駅の各駅は、駒ヶ谷駅~磐城駅間の各駅よりも乗降客数が多いのが理由かなと思います。1時間当たり準急2本では少ないと判断されたのか、区間急行が停車することで乗車チャンスが確保されました。ただし、県境越え(穴虫峠)となる駒ヶ谷駅~磐城駅間は乗降客数が少なく、準急2本でも問題ないと判断したのでしょう。ただ、上ノ太子だけは乗降客数が4,528人と、ワンマン普通のみ停車駅は最も多いので、不便の声が出るかもしれません。>>南大阪線の乗降客数はこちら【近鉄ホームページ】通過となる優等列車を駅に止めて、普通の減便を行いながらも乗車チャンスを増やすやり方は、近鉄の他の路線でも行われていますね。最近では、大阪線の桜井~榛原間や、名古屋線の津新町~伊勢中川間でも行われています。
一般列車 御所線
尺土発および御所発10時台から14時台において、尺土・御所間の普通列車毎時2本を取りやめ、毎時4本から2本の運転とします。尺土駅で接続する列車は、特急か区間急行かどちらになるのでしょうね。。
一般列車 ダイヤ改正後の最終列車
【平日】
- 22時台の準急1本、普通1本を取りやめ、区間急行1本を急行に格上げします。
- 23時台の準急1本、0時台の普通2本を取りやめ
【土休日】
- 22時台の準急2本と普通1本、0時台の普通2本を取りやめ
ダイヤ改正後の最終列車(下り、大阪阿部野橋発)
- 大阪阿部野橋駅~古市駅間の最終は、大阪阿部野橋駅0;02発の古市行き普通 (ダイヤ改正前の0:12発・0:27発河内天美行き普通は運転取りやめ)
ダイヤ改正後の最終列車(上り、古市発)
最終の大阪阿部野橋行きは、23時23分発の普通です。ダイヤ改正前の23;37発・23時52分発は取りやめです。。河内天美行きの普通が2本とも廃止になるとは思いませんでした。これで、河内天美行きの幕は見納めになってしまいます。そのほか、長野線、道明寺線でも最終列車の時刻見直しがあります。
名古屋地区
しばらくお待ちください・・・