本日、近鉄の観光特急『あをによし』に乗ってきました。クラブツーリズム様主催の『運行開始前の近鉄観光特急「あをによし」に往復乗車フリープラン 日帰り』ツアーへの参加です。
経路は難波→大和西大寺→京都→橿原神宮前→大和西大寺経由→難波でした。
申し込むかどうか迷っている間に満員なってしまい、とりあえずキャンセル待ちを申し込んでいました。すると、催行数日前に空きが出たと連絡をいただき、今回参加することができたのです。
ツアーレポート
難波駅西改札前で集合し、いざ乗り込みます。停車時間はわずか1分しか無いようで、あわただしい乗車となりました。29日の運行開始後、30分発の名阪乙特急アーバンライナーとの縦列停車が見れるかどうか微妙なところですね。
▼近鉄難波駅の発車標。2段目の貸切が今回乗車する列車です。29日からは『あをによし』になります。
難波を発車後は上本町・鶴橋など本来の停車駅を通過し、奈良線を東へ向かっていきます。車内では記念のクリアファイルや記念乗車証が配られました。
途中東花園で待避線に入ったので、ここで車内の様子を撮影。大和西大寺でいったん車庫に入るので下車しました。ここでは、西大寺車庫から出てくる『あをによし』を見れるということで、ホーム先端でその様子を撮影しました。本数が多く、行きかう列車も多い中、なんとか出庫の様子を撮影できました。
大和西大寺からは京都線を北上し、京都を目指します。雨は一向にやみそうにありません。途中上鳥羽口で特急に抜かれました。
京都では、別の名古屋発のツアーの方が交代で乗車されました。京都~奈良間を往復で乗車されるようですね。京都では約2時間のフリータイムがありました。実はこの『あをによし』ツアーには、ホテルでの食事がついた、1人2席プランもあったのですが、値段が高いのでもちろん無理でした。2時間の間に食事などで時間をつぶして再び近鉄京都駅へ。再集合して京都駅から改札内に入った後、入線してくる『あをによし』を撮影します。外観のみならず、車内写真も撮ることができました。(構成上他の場所で撮影した車内写真もここに集めます。)
あをによしの外観の様子
▼外観に描かれた模様。天平文化のものでしょうか。行先幕が『試運転』でした・・
▼あおによしのロゴと模様。
あをによしの車内の様子
▼『あをによし』のツインシートです。左右で座席の配置が異なるのがポイントです。
▼『あをによし』のツインシート車を別アングルで撮影
▼斜め向きタイプのツインシート。景色が見えやすそうですね。
▼向かい合わせタイプのツインシートです。
机に置かれた青い照明。
▼天井の照明や荷駄何も細かい模様がデザインされています。
▼サロンシートです。通路部分がドーム調になっており、細かいデザインですね。
▼本日は非営業でしたが、バーカウンターがありました。商品が並べられるであろう場所には、この『あをによし』の種車となったスナックカーのロゴが入ったプレートが置かれていました。当時とは大きく姿を変えてスナックコーナーが復活です。
▼4号車の一角には、ブックコーナーがあります。大阪・京都・奈良に関する雑誌や書籍が置かれていました。向かいにあるソファで読むことができます。
ここからは再び乗車レポートに戻ります。
京都からは京都・橿原線を南下していきます。途中高の原・平端で待避があり、平端ではなんと田原本線の送り込み回送に抜かれました。南下するにつれて雨は上がり、曇り空に変わりました。
橿原神宮前に到着後は、ホーム据え付けのまま撮影タイムとなりました。13分間はあっという間でした。
橿原神宮前からは大和西大寺経由で難波に戻ります。途中平端で時間調整、石切で急行に抜かれ、布施では回送『ひのとり』を追い抜きました。気づいたのですが、長時間乗っているにもかかわらず、疲れを一切感じさせないほど座席の座り心地が良かったです。さすがですね。
難波では2番線に入り、逆方向からの侵入となり、珍しい体験ができました。
あいにくの雨でしたが、デビュー前の『あをによし』に乗れたこと、営業運転では乗れない区間を走ったりとい楽しいツアーでした。関係者の皆様に御礼申し上げます。