何となくTwitter（現：X）を見ていると、衝撃のツイートが流れてきました。
なんと近鉄吉野特急で活躍している16000系Y08+Y51編成が、3月で定期運転終了することが判明したのです。
同編成は、1974年（昭和49年）3月15日に竣工、今年で50年目を迎えます。
16000系の廃車は2013年のノーデッキタイプY05編成・Y06編成以来となります。また、同編成は2両ずつ検査をする関係で、検査中は他の2両編成車両を連結して運転することから、中間車と先頭車の顔が向き合う珍しい形態を見ることができましたが、これも見納めとなります。
ここ数年社会情勢の変化など吉野特急は減便減車の一途をたどっており、従来1時間に2本運転であったのが1時間に1本のみに減便（平日は2時間間隔もあり）、途中の橿原神宮前・下市口までに運転区間を短縮、増結の取りやめ・・などが行われています。そのような中で、同編成の最大の特長である4連固定は過大になったのかもしれません。現に現在の同編成の運用は、朝の上り（大阪阿部野橋ゆき）と夕方ラッシュ時のみとなっており、朝の下り（吉野行き）の運用はありません。
しかし、通勤時間帯や桜のシーズンなどは座席数の多さを活かせるだけに、もったいない話ではありますが、今年で50年目を迎えることと上記に述べた理由もあり、時代の流れというか変化の影響なのかもしれません・・。
ただ、「定期運転終了」とのことなので、4月など多客期のみの登板になる可能性もありますね。
↓例によってツアーを募集しています。3月16日金曜日開催と平日なのが難点ですが・・
