近鉄電車で24年ぶりの新型通勤型車両である『8A系』が、10月7日にデビューしました。主に京都線・橿原線・奈良線などで運用に入っています。
8A系 編成写真
8A系 第1編成
向島駅・平城駅にて
8A系 第2編成
新田辺駅・向島駅にて
8A系車内のようす
座席
8A系の座席はL/Cタイプとなっています。LED照明のおかげで明るい車内となっています。
5800系や5820系と同じ、ロングシートとクロスシートを転換できるタイプの可動座席です。
優先座席はオレンジのモケット、最大の特徴である『やさしば』は緑のモケットです。大きな荷物をもつ方はここのスペースを利用すると楽ではないでしょうか。
乗務員室後部。窓が貫通扉部分のみとなっており、左右の部分は機械類となってるようです。乗務員さんは気兼ねなくお仕事に集中できそうですが、前面展望を楽しみたい勢にとってはマイナスですね。。
超大型の車内案内表示LCD。様々な情報が余裕をもって表示されてわかりやすいですね。左側のCMスペースでは、しまかぜ・8A系の宣伝も流れていました。
近鉄初、側面扉を開閉できるボタンが設置されました。JR西日本で最近製造される車両では標準装備となってるので、ようやくといった感じです。長時間停車時は助かるのではないでしょうか。
外観の行先表示器について(気づいた点)
外観の行先表示器については、前回の記事で取り上げましたが、今回気づいた点があるので追加いたします。なんと、次駅案内ができるようになっています。
正面の行き先表示器。種別・行先・(英語行先)・駅ナンバーが横並びに配置されていますが、まさか橿原神宮前駅で接続する南大阪線のFも表示されるとは思いませんでした。(じゃ、吉野線は・・?という突っ込みも来そうですが・・)