JR西日本は、9日、京都と関西空港を結ぶ特急「はるか」号の一部列車を、来月1日から運転再開すると発表しました。
新型コロナウイルスの影響による著しいご利用低下を受け、2020 年９月１日以降、昼間時間
帯の運転を取り止めておりましたが、6 月 10 日（金）からの訪日外国人受け入れ再開に伴い関西国際空港のご利用増加が見込まれるため、７月１日（金）より一部列車の運転再開を決定いたしましたのでお知らせいたします。
【JR西日本発表】
運転再開する列車は、現在運転の無い10時～16時の間に京都と関西空港を発着する列車計14本で、京都発が毎時30分発、関西空港発が毎時14分発（10時台のみ16分発）の列車が対象です。
昼間に1時間に1本運行されることにより、朝～夜のすべての時間帯で特急「はるか」号が運転されることになります。
少しずつ元の状態を取り戻しつつありますね。特急「はるか」号は、何も関西国際空港へのアクセスだけではなく、天王寺から新大阪へ新幹線乗り継ぎ、京都へ観光にも使えます。環状線が混む、大阪駅の乗り換えが面倒、新快速は座れない、京都へ高くてもゆったり行きたい・・そんなニーズをこの特急「はるか」号が解決してくれています。今までは昼間は運休しており不便でしたが、来月からは1時間に1本だけですが運行再開されるので、乗車できるチャンスが増えそうですね。
この運行再開により、デビュー直後に休車となってしまった271系がさらに活躍できるかどうかも気になってしまいます。昼間はさすがに9連はないと思いますが、夏休みや年末年始などは増結される機会があるといいですね。
