7月28日、近畿日本鉄道南大阪線・吉野線で「こふん列車」が運行を開始しました。
この「こふん列車」は、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録決定されたことから、羽曳野市、藤井寺市と連携して展開される近鉄エリアキャンペーン「こふんまち 羽曳野・藤井寺」の一環として運行されるものです。
車両は6020系6075F(C75)でした。
28日当日は、大阪阿部野橋で出発式が行われた模様です。
▼前面の様子です。
正面向かって左窓下に共通デザインのロゴマークが貼られています。
そして大型行き先看板掲出部分には、ハニワのイラストが入ったエリアキャンペーンマークが掲出されていました!
▼側面の様子です。
中央部の扉周りに装飾が施され、ハニワのイラストが窓にラッピングされています。
車端部窓横には、先頭車と同じデザインのステッカーが貼られています。
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こふん列車の車内の様子を撮ることができました。
車内の床、側扉、乗務員室後方はこふんをモチーフにした緑色のデザインで装飾されています。
照明も通常より暖色系の色になっていました。
車内広告はすべて近鉄エリアキャンペーン「こふんまち 羽曳野・藤井寺」で統一されています。
吊り広告は、古墳の形に見立てた「古墳キッシュ」です。実際に古市駅近辺にあるお店で売られているようですね。
側扉脇の広告は、こふんまちクイズとなっています。
4文あるので、調べてみるのもいいですね。
そして、この「こふん列車」最大の見どころ?であるつり革です。
なんと、全部のつり革にハニワの人形が取り付けられ、握り手にも古墳のイラストが入っています。
これだけハニワが並んでいると壮観ではありますが、実際の古墳でこれだけ並んでいることもないでしょうから、日本一いや世界一?かもしれません。
実はこのハニワですが、車両の端にもいます。
右側の座席の端をよ~~く見てみてください。
ハニワ三兄弟?が連結部のボックス上に置かれて、車内を見ているようです。
最後は車体中央窓に貼られたハニワのイラストです。