近鉄23000系『伊勢志摩ライナー』は、1994年のデビュー時、
伊勢志摩へ向かうノンストップ(甲)特急のみに使用されており、かなり限定された運用だったそうです。
しかしながら観光客の減少とともに次第に乙特急運用にも就き、名張や四日市あたりからでも気軽に乗れるようになり、2001年には山田線とのジャンクショ
ン・伊勢中川駅をかすめながら走る、本来はアーバンライナーが担うべき名阪甲特急(ただし津・四日市にも停車)にも充当され、走行範囲を広めていっていま
すが、2003年3月のダイヤ改正では驚くべきことが発覚しました。それは・・・。
西大寺~(橿原線)~橿原神宮前・西大寺~(奈良線)~難波間において伊勢志摩ライナーの運用が登場したのです!
伊勢志摩ライナーならぬ大和路ライナーですな。(笑
これは予想ですが、大阪万博の時期に登場した12200系を置き換えるためなのかもしれません。非リニュアール車、特に2連車がはかなりくたびれてきてる
ように思います。しかし、ACEを製造する余裕も無い。それなら回送の多い伊勢志摩ライナーで置き換えよう!となったのでしょうね。あくまで予測ですが。
ちなみに奈良・橿原線での平日の時刻は以下の通り。
西 大 寺 7時08分発→橿原神宮前 7時34分着
京 都20時15分発→橿原神宮前21時07分着
橿原神宮前 8時24分発→京 都 9時20分着
奈 良10時15分発→難 波10時50分着
橿原神宮前21時17分発→京 都22時11分着
以上が奈良・橿原線での平日ISL時刻です。
そのほか京都~奈良間も走行本数が増加しています。
こんな風に、ラッシュ時も堂々と走るのなら、車内販売廃止で使用されていないであろう、シーサイドカフェを居酒屋にしたら流行るだろうなぁ。ただし酔っ払
いの事件や事故が増えそうな予感がするのでやっぱり却下(笑。あそこにULNextのように自動販売機をおいておいてくれると助かりますね。