南海電鉄では、12月21日(土)に南海本線のダイヤ改正を実施します。
特急ラピートの速達化や、空港急行の増発が主な内容です。
【南海発表】
特急列車
特急『ラピートα』増発へ
難波と関西国際空港を結ぶ特急『ラピート』のうち、主に朝から昼にかけて運行する『β』の一部を、堺と岸和田通過の『α』に格上げします。
特急ラピートβ(停車駅8駅)の一部を特急ラピートα(停車駅6駅:βが止まる堺駅と岸和田駅に停車しない)に変更します。(平日ダイヤにおいては、ラピートβ55本のうち20本をラピートαに、土休日ダイヤにおいては、ラピートβ59本のうち24本をラピートαに変更します。)
土休日の昼間にも『α』が走るのは、2005年のダイヤ改正で平日朝3本のみになって以来ではないでしょうか。以前は難波~関西空港間がノンストップだったのですが、いつの間にか新今宮や天下茶屋・泉佐野・りんくうタウンにも止まるようになりました。その後上記にある2005年ダイヤ改正より【β】が30分おきに走る状態が続いていました。
ここ数年は社会情勢の変化もあり大阪市内~関西空港直行客が増加し、なんと満員御礼が続き特急券が買えないという悲鳴があがってる状態なので、途中の駅に止めて沿線利用よりも直行客を優先する方針に変更になりました。ただ、ノンストップとはいえ、別紙にあるラピート時刻表を見ると、『β』と所要時間は変わりません。昔のように『α』の通過待ちで発生するパターンダイヤの乱れはないようです。となると、堺や岸和田の駅をのろのろ通過するイメージなのではないでしょうか。
ラピートαの本数比較
- 関西空港行き:【平日】4本→15本 +11本 【土休日】0本→15本 +15本
- 難 波行き:【平日】7本→16本 + 9本 【土休日】 7本→16本 +9本
ダイヤ改正されたら、堺や岸和田駅を通過するラピートを見たり乗ったりできればと思います。(現在のダイヤだと平日朝か平日・土休日の夜のみなので・・)
一般列車
空港急行の8両編成増発
ラピートαの増発に合わせて、混雑する空港急行の8連化を行います。主に8~9往復が6連から8連になります。混雑が激しいので、増車されるのはうれしいですね。
(空港急行の増便について)
【平日ダイヤ】難波22:13発関西空港行きを増便
難波駅 9:55 発区間急行(和歌山市ゆき)を空港急行に置き換え
上り 関西空港駅 23:06 発を増便
【土休日ダイヤ】下り 難波駅 6:54 発区間急行(和歌山市ゆき)を空港急行に置き換え
そのほか列車の行き先・種別変更など
加太線
平 日ダイヤ:【増便】 和歌山市駅 5:40 発加太ゆき
【減便】 和歌山市駅 21:59 発加太ゆき、加太駅 22:31 発和歌山市ゆき
土休日ダイヤ:【減便】 加太駅 6:39 発和歌山市ゆき
汐見橋線
【平日・土休日ダイヤ共通】
下り:汐見橋 駅 22:45 発 → 22:10 発
上り:岸里玉出駅 22:25 発 → 21:45 発
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