阪急電鉄2300系は、1960年に登場した車両である。
1960年に、神戸線・宝塚線用の2000系の京都線バージョンとして登場した。
現在、阪急電鉄の最古参形式である。
2両が基本編成で、組み合わせて4連で運用された。のちに中間車が入ったことから、
編成内に運転台の名残が多く見られる。
2313Fより後の先頭車については、尾灯部分に種別幕・方向幕がつけられ、
前面窓下部に尾灯が移動し前照灯とがセットにされている。
普通・準急・快速・急行・嵯峨野エクスプレスの各列車で活躍し、
編成も4両・6両・7両の3パターンがあった。
現在は廃車が進み、本線で7両編成×3編成が最後の活躍を続けている。