日根野電車区新在家派出(現:吹田総合車両所日根野支所新在家派出)の105系は、現在48両が所属しています。このうち、103系を改造した編成は、2両編成×18編成の36両で、残りの12両は新規製造編成となっています。
運用区間は、主に桜井線(万葉まほろば線)・和歌山線・紀勢本線(和歌山市~和歌山)を103系改造編成(SW・SP編成)が、紀勢本線(紀伊田辺~新宮間)を新規製造の3扉車(SF編成)が走っています。
改造編成の塗装は、クリーム色の車体に朱帯を巻いており、春日塗と呼ばれています。新規製造編成のほうは新和歌山色と呼ばれる、オーシャングリーンにラベンダーの帯がまかれた塗装となっています。
2009年(平成21年)11月下旬より、1編成が観光列車『旅万葉』に改造されて運用を開始(旅万葉・ラッピングの詳細はこちら)し、ほか3編成も万葉ラッピングを施されて、数年間運用されました。
2010年から、地域統一塗装への塗装変更が始まり、各編成とも青緑色一色に変更されています。
2019年(平成31年)3月のダイヤ改正で、後継車両227系の登場により順次置き換えが進んでいます。