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1985年3月に、581系・583系を改造して登場した形式である。
寝台特急電車581・583系は昼行・夜行両用できる素晴らしい車両ではあったが、
夜行列車の減少とともに余剰となる車両が増えてきた。
当時の国鉄は赤字で新車を作る予算が無かったため、この581・583系を近郊型に改造した。
この改造によって、先頭車は2タイプの顔を持つことになった。
ひとつは月光型そのものの顔、もうひとつは中間車を改造したのっぺり顔(=食パン顔)である。
側扉は1箇所から2箇所に増設されたが、幅が狭い折り戸である。
デッキは全て撤去された。
寝台設備(上段・中断)は封印され、座席設備のみである。
窓は一部だけ開閉可能となった。
トイレや洗面台は一部撤去され、使えないように蓋をされている。
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