500系は、JR西日本が開発した形式で、1997年3月に登場しました。
山陽新幹線の更なる高速化を目指して製造され、最高速度は300km/hを達成し当時は世界最速の電車でした。
世界最速となる300km/運転をするにあたり、この500系には様々な工夫が凝らされています。
高速運転時の空気抵抗を減らすために、先頭部分は鋭い流線型を採用し、車体は円筒形状になっています。その形状は航空機やジェット戦闘機を連想させるなど、強烈なインパクトを与えました。
運転開始から『のぞみ』運用を続けていたが、順次『こだま』用に短編成化改造(16両(W編成)→8両(V編成))されています。
2015年11月より、山陽新幹線開業40周年を記念して、アニメ『エヴァンゲリオン』とコラボした『500 type eva』を運転しています。編成はV2編成が充当され、エヴァンゲリオン初号機をイメージした紫色の車体が特徴です。2017年3月で運行終了の予定が、好評のため2018年5月まで延長されました。
今年夏には、ハローキティとコラボしたラッピング列車が登場予定です。