阪神難波線は、阪神本線尼崎駅から西九条を結ぶ西大阪線を難波まで延伸し、名称を変更した路線である。
元々西大阪線は1964年に西九条まで延伸され、その後難波を目指す予定だった。
しかし、九条周辺の住民が反対したため40年以上にもわたって延伸計画が途絶えていた。
その後2003年になってようやく工事が再開され、2009年3月20日に開業にこぎつけた。
これによって、神戸から難波・奈良まで乗り換えなしで行くことができ大変便利になった。また、阪神は大阪の2大繁華街である難波と梅田に駅があることになる。そして近鉄は神戸まで勢力を拡大することで、阪神地区から奈良・伊勢志摩への観光客を増やすことができる。将来的には三宮ならず山陽電鉄姫路までの近鉄特急の乗り入れも期待したい。