281系は、1993年に登場した特急型車両です。
1994年に開港する関西国際空港への特急アクセス列車として製造されました。
先頭車の形状は、女性のくびれをイメージしたデザインとなっており、並行して走る南海電鉄の50000系『ラピート』と対比的な印象となっています。また、当時京都側の先頭車には、K-CAT(京都シティエアターミナル)で預けられた荷物を積み込む荷物室がありました。しかし、CATサービスが廃止されたため、2002年に方向転換が実施され、京都側の先頭車はグリーン車となっています。現在、この荷物室エリアの扉が埋められています。
編成は6両編成と3両編成があり、ラッシュ時などは9両編成を組むことがあります。ただし、先頭車の貫通扉は簡易的なものであるため、両編成の行ききは出来ません。
2020年3月ダイヤ改正より、「はるか号」の全列車を9連で運転するため、増結用の271系(3両編成)が新製されています。このため、271系と281系3連は共通運用となり、271系と281系基本編成が連結されて9連で運用されています。
2004年に、特急はるか号の運転開始10周年を記念したステッカーが張られました。
前面にはリボン風のものが、側面には楕円形のステッカーが張られています。
*しかしなぜ新大阪駅ではなく、関西空港駅で撮ったのかが謎ですが。。