阪神電鉄9300系は、2001~2002年に登場した形式である。
ステンレス車体であった9000系とは異なり、通常の鋼製に戻った。制御装置はVVVFインバータを採用している。
座席は両先頭車はロングシートとであるものの、中間車は転換クロスシートとなっている。
これは、直通特急に運用される山陽5000系が転換クロスシートなのに対し、阪神の8000系や9000系がロングシートで格差があることと、競合するJR西日本の新快速に運用される223系に比べて見劣りするためである。
6両編成×3本が在籍し、直通特急や急行に運用されている。