201系は、国鉄ではじめて電機子チョッパ制御を採用した通勤型車両です。
979年に中央快速線にて営業運転を開始し、その後中央総武緩行線でも走り出しました。
関西では東海道山陽緩行線(JR京都線・JR神戸線)に投入され、普通電車として活躍していました。
先頭部の前照灯や行先表示機の配置は103系と同じながらも、窓配置が変更されて左右非対称のブラックフェイスとなりました。このデザインは205系にも受け継がれることにます。
103系よりも省エネであることが大きな特徴であったが、電機子チョッパ制御のコストの問題から製造は205系へと移っていきました。
東海道山陽緩行線(JR京都線・JR神戸線)・福知山線に登場し、205系とともに長らく明石所に所属して各駅停車として運用されてきました。
しかし、後継の321系の登場により同線から撤退することになりました。
撤退後は、森ノ宮電車区(大阪環状線・桜島線)に全車が転属する予定でしたが、諸事情により奈良電車区(大和路線)にも転属となりました。
このため、JR西日本ではオレンジ色とウグイス色の201系が存在しています。また、転属の際に30N体質改善工事が施され、外観・内装ともグレードアップすることになりました。
2019年に大阪環状線(森ノ宮電車区、吹田総合車両所森ノ宮支所)から撤退し、現在は奈良電車区(吹田総合車両所奈良支所)に集結して全編成がウグイス色になっています。
なお、2021年(令和3年)より、221系によって順次置き換えられることになりました。
中央快速線・京葉線で運転されていました。
中央快速線では、後継のE233系の登場により急速に廃車が進行し、全車両が引退しました。
JR東日本で最後の活躍場所となる京葉線においても、後継のE233系が増備により引退し、JR東日本から全廃しました。
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