特急雷鳥号は、大阪から金沢(昔は富山)を結ぶ伝統の特急です。
運転開始は昭和39年12月25日。485系(当時は481系)もこの時期に登場しました。
その時より一貫して485系が使われています。
昔はボンネット型が多かったが、徐々に車両の取替えが進み、
2003年9月20日の雷鳥16号に充当されたA08(クハ481-120)をもってボンネット型と
中間グリーン車サロでの運行は終了しました。
現在は、『しらさぎ号・加越号』から転用されたパノラマタイプと非パノラマタイプのグリーン先頭車が大阪側に連結されています。
朝夕の『サンダーバード』は停車駅が少ないため、『雷鳥』がその補完をする格好になっています。
2009年から683系4000番台の投入が始まり、特急『サンダーバード号』のうち、大阪~富山間を運転する列車に運用され始めました。そのため、もと681系・683系0番台は京都総合車両所に転属が始まり、485系を使う特急『雷鳥号』が少しずつ『サンダーバード号』に置き換えられていきました。
2011年3月のダイヤ改正をもって、681系・683系による『サンダーバード』号に統一されて、485系並びに『雷鳥』号は消滅しました。