国鉄時代の代表的な交直流特急型車両です。
登場は昭和39年12月で、特急『雷鳥』・『しらさぎ』でデビュー。
初期の先頭車の形状はボンネット型で、その後貫通型、非貫通型と変化していきました。
北は北海道、南は鹿児島まで、主要幹線の特急列車で大活躍しました。
関西地区では、大阪~金沢・富山間の特急『雷鳥』号、名古屋・米原~金沢・富山間の特急『しらさぎ』号・『加越』号で活躍していましたが、後継の681系・683系に置き換えられ、運用を終了しました。
489系は昭和46・47年にデビュー。
489系は、信越本線横川~軽井沢間にある碓氷峠の急勾配を、
EF63型機関車と協調運転して走ることができるように設計された車両です。
先頭車形状はボンネット・貫通型・非貫通型と485系と同じく3種類あり、
クハ489-500番台は、EF62・63型と協調運転できるような設備が取り付けられています。