天王寺~和歌山間を結ぶ阪和線では、主に普通と区間快速で103系が運用されています。
戸袋窓残存車や冷風車・若番車が遅くまで残っており、バラエティあふれる車両が多く存在していました。
しかし、大阪環状線からの体質改善車や、明石所205系0番台の転入、普通電車の減便や運転区間短縮などで、徐々に勢力を弱めつつあります。
2016年7月1日、後継の225系5100番台がデビュー。同時に223系・225系4両編成も普通運用に投入され、次々と103系は運用から離脱しました。
2017年7月28日、ひっそりと阪和線から103系は撤退しましたが、羽衣線ではまだ活躍を続けています。しかし、2018年3月ダイヤ改正をもって羽衣線からも撤退し、阪和線・羽衣線からの103系は引退となりました。