大阪市内を1周する大阪環状線では、体質改善された103系が活躍中である。
201系転属前は、貴重なトップナンバー車や若番車、500番台車などが存在していた。
しかし、明石所からの201系転属に伴い、大きな動きが発生した。
初期報道では全て201系で統一されるはずだったが、事情により103系が残ることになった。
奈良電車区や日根野電車区から、体質改善40N・30Nされた103系を集結させ、201系並みの設備をもつ車両にほぼ統一された。
このため、非体質改善の103系は一部編成のサハのみとなった。
2011年のダイヤ改正にて、大阪環状線普通電車が減便されたことに伴い、数編成が日根野区へ転属した。
(KM01編成・KM02編成・KM05編成・KM06編成・KM10編成)。また、桜島線のラッピング4編成に組換えや転属が発生し、ラッピング解除となりました。KM12編成・KM13編成(先頭車のみ)は日根野区へ、KM14編成・KM15編成は、KM13編成の中間車をそれぞれ組み込んで8両化されました。
2014年より、LA03編成(841-848)が、【OSAKA POWER LOOP】というラッピング編成となっています。
2016年10月ダイヤ修正にて、大和路線区間快速の運用を終了しました。
2016年12月に、後継となる323系が登場しました。
このため、103系は運用離脱する編成が相次ぎ、2017年9月現在、LA3編成とLA4編成を残すのみとなりました。
そのLA3編成も9月7日をもって運用を離脱し、LA4編成も10月3日に運用が終わる予定となっています。2017年10月3日をもって、大阪環状線の103系の歴史に終止符が打たれます。