30000系は、2009年(平成21年)から製造された車両です。
大阪市交通局の車両の中で最新の形式です。
車体は軽量ステンレスが用いられています。
2015年現在、御堂筋線で31000系が、谷町線で32000系が運用されています。
先にデビューしたのは谷町線の32000系で、新30系の置き換えています。
2011年からは、御堂筋線の31000系が登場し、10系を置き換えています。
前面デザインは、大阪市交伝統の額縁を継承しながらも、「く」の字型デザインであった新20系から、水平式に戻っています。
ただし、上部がやや後退し、全体的に丸みを帯びているのが特徴です。
前照灯と尾灯は再び上部に戻され、左右にそれぞれ縦に配置されています。
行き先表示機はフルカラーLEDが採用されています。(谷町線用第1編成のみ、登場当時は3色LED)
貫通路は正面やや右側に配置されたことも相まって、20系を現代風にアレンジしたデザインともいえると思います。
前面下部の大きなラインカラーのデザインも、御堂筋線用と谷町線用で異なっている。
谷町線用は直線ですが、御堂筋線用は丸みを帯びたデザインとなっています。
御堂筋線用31000系・・3編成×10両=30両
谷町線用3200系・・13編成×6両=72両